あの夏で待ってる 9話

9話　あの夏で待っている　「せんぱい」
すべて、自分のせいだと責任を感じるイチカ。



そして、イチカはこの船に乗ってこの地球に来た。
この星の人でないことを告白する！！



海人は、それを知っていた。
思い出していた。あの夜のことを…。
だから、驚いたりはしない！



イチカの船は着陸時に
不具合があって航行できない。

船も動かなくなって、
救助を壊してしまって帰れなくなった。

イチカには、行きたい場所がある。
そこに行くまでは地球にいたい、
そして海人とも…。


夜遅くに帰ることになってしまった。
みんなイチカが宇宙人だなんて信じられていない。
でも、檸檬は気づいていた！
なぜならメインブラックのエージェントだから！
なんて冗談をかますｗ


しかし、救助機を壊したことによって
連盟保安局は調査しにやってくるかもしれない。
また、みんなに心配をかけてしまう。


翌朝、イチカは“あの場所”を探しに出かける。
探している間、どうして帰らないのか考えていた。


柑菜は、美桜に勧められて海人について
イチカと話すため海人の家に訪ねてきた。
しかし、イチカはいない。


柑菜は、海人が転校してた時に出会った。
その時の海人の顔は、とても両親を亡くした
ばかりとは思えなくて、自分の身になっても
笑える状況になれないのに、それでも笑おうと
している彼がその時から意志していた。



その時の表情が今の海人とかぶる。
そう柑菜は思っていた。


次の日、朝早く起きていた海人は
イチカの場所探しを手伝うことにしていた。
しかし、イチカは個人の問題だからと断られた。

撮影はないのに、哲郎や柑菜、
美桜がスイカを持ってやって来る。



海人は、撮ってない風景を思い出したと言って
哲郎をおいてどっかに出かけた。


海人は、最近ずっと家にもいない。
電話にもいない。海人はなにをしているのだろうか。


早朝、いつもの通りイチカはある場所を探しに家を出る。
家を出ると柑菜がいた。





柑菜は、自分の気持ちをイチカに伝え
海人の気持ちにも気づいていることも。

柑菜は、イチカが海人の事が
好きであることも気づいていた！

柑菜がどんなに望んでも、
手に入らないものがすぐそこにあるのに…

逃げているイチカを許せない柑菜。
今、海人が何をしているのか
知らないくせにと言って走って行った。





柑菜の行く先には、哲郎がいた。



やっぱりは哲郎は柑菜のことが、
さらに、その近くには美桜も…。



木があって池があってと写真を撮る海人。
イチカの“あの場所”を探していた。

そこにイチカがやって来た。
イチカは、帰らないといけないと思っていた。



柑菜が気づかせてくれた。
帰りたくない理由は、
“あの場所”に行きたいだけではない。



イチカ　「宇宙人でいいですか？私なんかでいいですか？」
イチカ　「告白していいですか？」

と自分の気持ちを伝えるイチカ。


告白は海人から、
ついにお互い気持を伝えることができた。



次回　「先輩と僕らの。」　お楽しみに！


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